CPE
CPE バージョン 1.1.0.0 の情報
バージョン 1.1.0.0 での変更点は以下の通りです。
機能追加
- Windows 8 でも動作することを確認しました。
- UPN (ユーザー プリンシパル名) を利用する機能を追加しました。
モジュールの出力に MsUsername・MsDomain の代わりに、UpnUsername を指定することで UPN を利用できます。 UpnUsername が指定された場合は、MsUsername と MsDomain の指定は無視されます。
- ログオン画面でのパスワード変更に対応しました。
パスワードの有効期限が切れている場合や [ユーザーは次回ログオン時にパスワード の変更が必要] が設定されている場合に、 ログオン画面でパスワード変更できるよう になりました。
- [他のアイコンを非表示にする] を有効にしたときに、特定の Credential Provider を表示する機能を追加しました。
設定ファイル cpe.ini の filter_white_list に Credential Provider の GUID を 設定することで、 該当する Credential Provider を表示できるようになりました。 GUID はカンマ区切りで複数設定することができます。
- パスの指定に環境変数を利用できるようになりました。
モジュールのパスやログの出力先など、パスの指定にシステム環境変数を利用でき ます。 たとえば、%ProgramData%\CompanyName\ProductName\module.exe のように 指定できます。
- サンプル モジュールに chkpwd_ldap、chkpwd_ldap_ssl、cs-ldap を追加しました。
- サンプル モジュールの cpp-simple、vb-simple を、ログオン画面でのパスワード変更に対応したものに修正しました。
バグ修正
- 設定ツールにおいて、ログの [ファイルの最大サイズ] がキロバイトと表示しているにも関わらず、バイト数で設定していた問題を修正しました。
- cpp-ldap サンプルにおいて、LDAP 認証する処理がコメントアウトされていた問題を修正しました。
- cpp-simple モジュールにおいて、パスワードに % が含まれると不正終了してしまう問題を修正しました。
- その他、細かな問題を修正しました。
バージョンアップ手順
バージョンアップの手順は以下の通りです。作業は管理者権限で行ってください。
- 起動中のアプリケーションを全て終了させてください。
- C:\cpe\ に置かれている cpe.dll, cpe64.dll, cpe-config.exe の 3 つのファイルを置き換えてください。
- 設定ファイルおよびライセンスファイルは、置き換える必要はありません。 これまでお使いになっていたものを、そのままご利用ください。
次回のログオン画面、ロック画面、パスワード変更画面から有効になります。