CO-CO
技術情報
端末管理の方法
CO-CO では、端末への指令内容を「アクション」、指令の対象を「ターゲット」、
アクションの実行条件を「トリガー」と呼びます。
アクションとターゲット、トリガーを組み合わせて「タスク」と呼ばれる指令内容を作成することによって、
詳細な端末管理を実現できます。
アクション、ターゲット、トリガーには以下のようなものがあります。
アクション
- 画面へのメッセージの表示
- 端末の電源の起動
- 端末の電源の切断
- EXE実行
- 端末のロック
- ユーザの自動ログオン/強制ログオフ/ログオン禁止
ターゲット
- 端末、もしくは端末のグループ
- ユーザー、もしくはユーザーのグループ
トリガー
- 実行のタイミング (今すぐ/毎日/毎月/指定日のみ)
- 有効期間・曜日・休日
別セグメントにある端末の電源管理
CO-CO における端末の電源管理は、通常の Wake-On-LAN パケットで行うことができるほか、Directed Broadcast を使うことによって、別セグメントにある端末の起動を行うことも可能です。
CO-CO を利用した認証システム
CO-CO (Advanced Edition) には、 別製品として販売する CPE (Credential Provider Expander) と 同等の機能が含まれるほか、サンプルモジュールとして
- 多言語ログオンモジュール
- LDAP 認証モジュール
が含まれています。
モジュールをお使いのシステムに合わせてカスタマイズできるほか、
独自の認証モジュールを開発することも可能です。
強制切断時の端末のログ収集
端末が強制的に終了したり、突然の電源切断があった場合のログの保存は、
管理者の悩みのタネでした。
CO-CO ではこれらの時にも、サーバーから自動的に適切な調査を行い、管理のために必要な情報を記録します。